株式の運用をしている方ならば、特定口座をご存じかと思います。
特定口座とは、個人投資家が申告を簡単にできるようにし、さらに選択することによって証券会社が源泉徴収を行い、確定申告を不要とすることもできるという制度です。
特定口座を開設し、源泉徴収ありを選ぶと、証券会社が申告用に一年分の売買損益の年間取引報告書を作成し、翌年の1月末までに郵送してくれます。
節税の観点から、源泉徴収なしの方が有利に思えそうですが、たとえ納めすぎのものがあっても、確定申告で再計算すれば還付を受けることが出来ますから、まずは源泉徴収ありで口座を開設した方が楽だと言えるでしょう。
特定口座と確定申告
「くりっく365」の税金
「くりっく365」とは、取引所為替証拠金取引のことを指します。
価格形成過程が透明であるので、税法上の優遇を受けることができるようになっています。
スワップポイントや売買における差益に対する税金は、「先物取引等に係る雑所得」として申告分離課税になっていて、非取引所取引が累進課税であるのと反対に、一律の課税となっています。
また、「くりっく365」で発生した損失のうち、その年に控除しきれなかった損失を、確定申告をすることで、翌年以降3年間繰り越して控除することができるようになっています。
だいたいの目安ですが、もしも証拠金取引で700万円を超える所得を得ているならば、くりっく365の方が節税対策になるでしょう。
FXの税金はどうなる
外国為替証拠金取引、通称「FX」で課税対象になるのは、金利差によるスワップポイントと、売買による差益です。
これらは「雑所得」として処理することになります。この利益から必要経費は差し引いて申告することができますが、発生した損失を差し引いて申告することはできません。
2005年7月から「くりっく365」と呼ばれる取引所為替証拠金取引が始まりましたが、こちらで取引を行う場合、税制上の優遇措置を受けることができます。
しかし難点もあり、「くりっく365」では他に比べ、手数料が割高になっているのが現状です。
FXとは?
FXとは、外国為替のことを指しますが、最近は外国為替証拠金取引のことを指すことが多くなりました。
これは証拠金取引をネットで行う方が増えているからではないでしょうか。
証拠金取引とは、少額の保証金を証券会社などに預け、差益決済による外国通貨の売買を行うというものです。
為替レートが同一の場合の売り買いの差が小さく、金利差によるスワップポイントが、外貨預金の金利より有利な場合が大きいのが特長です。税金は、スワップポイントも差益も「雑所得」として課税対象になります、
パート主婦のFX収入
パート主婦の方で、FXで副収入を得ている方もおられると思います。
この場合、税金対策には何が有効になるでしょうか。パート主婦の方で、一カ所で長く働いておられるならば、年末調整が行われると思います。
それに加えて、3月に面倒でも確定申告をしてみることは有効ではないでしょうか。
FXとパート収入の合計が200万円以内に収まるようであれば、配当控除が受けられる可能性がありますし、また病院などの医療費控除を申告することもできます。
これらを利用すれば、還付金が受けられる可能性が大きくなります。
主婦のFXでの収入
主婦の方で、FXで収入を得ている方も多いのではないでしょうか。
節税を考えるとき、どのようにしたら有効なのでしょうか。
もしも奥さんが扶養家族で旦那さんがサラリーマンであれば、運用しているのは夫という形にした方が有利です。
なぜなら、FXでの収入が年間38万円以上になるようなら、奥さん自身に税金が課せられるからです。
また、多く利益を上げておられるようなら、年間の収入が130万円を越えると、社会保険などの扶養家族からもはずれてしまい、また住民税もかかってきます。
旦那さんの雑収入という形で確定申告をした方が有利になるでしょう。
株式投資の税金対策
支払われる配当金からは、所得税と地方税が差し引かれています。
これをどうにか還付してもらうことはできないのでしょうか。
まず、株やFXで得た収入は「雑所得」になりますが、これと給料をもらっている方は「給与所得」の合計から、生命保険料控除や社会保険控除を差し引いた課税所得が200万円以下になるかどうか確認しましょう。
これに当てはまるようであれば、確定申告をすることで「配当控除」を受けることが出来ます。
この控除はかなり大きく、還付される可能性が非常に高くなります。
また、医療費をたくさん使ったと思われる方は、医療費控除も受けましょう。
これで多くの還付金を受けられるはずです。
株式投資の配当金、税金は?
ネット株式取引が最近話題になっていますが、株式投資をしている方は、配当金を受け取っていることだと思います。
配当金の税金はいったいどうなっているのか、気になるところなのではないでしょうか。
このとき、配当金から所得税7%と地方税3%の、合計10%が差し引かれたものを、みなさんは受け取っているのです。
つまり、例えば年間10万円の配当金を受け取っておられる方は、なんと1万円の税金を払っていることになるのです。
FXでの収入の税金対策
FXによって収入を得ている場合、20万円を超える場合「雑所得」として確定申告が必要ですが、もしもFXでの利益以外に雑所得があれば、これを合算する必要があります。
また複数の業者で外為投資をしていればその合算になります。
ここでいう収入は、決済したもののみが対象になります。
これを利用して、毎日発生するスワップ金利がポジションの損益としてたまらないような仕組みのFX会社を利用することを検討しましょう。
そうすれば決済時に一気に税金が掛かるようなことがありません。
また、必要経費は控除されるので、FX利用に関係するようなもの(例えばインターネット料金など)は経費として計上しましょう。
この場合領収書が必要になりますから、保存するようにしましょう。
FXでの収入、税金は?
FXとは外国為替のことですが、インターネットの普及によりこの取引を行うことが容易になりました。
つまり、かなりの方がFXによって収入を得ていることだと思われます。
この収入、税金はどうなるのでしょうか?課税対象になるのは、取引によって発生した売買益から、売買手数料などの必要経費を差し引いた収入が年間20万円を越えた金額になります。
経費は差し引けますが、損失は差し引くことができません。課税対象になる場合、確定申告をする必要があります。

